西欧料理サヴァカ|静岡県のフレンチレストラン

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初夏の味覚

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今年も天然ウナギの季節が到来しました。

当店で使用するウナギは主に大井川本流のものになります。
興津川のものも入手出来るのですが、昨年来使い切れないくらい入荷するので、近場のものだけに留めています。
穴釣りと置き針での2つの方法で捕りますが、今年はどちらも順調です。

ここで捕れるものは全く臭みが無く、他県のブランドウナギと比較しても遜色ありません。
200〜300gくらいのものが皮も小骨も気にならず使い易いのですが、600g〜1kgの大ウナギは極上の脂が乗って最高です!

養殖のウナギも美味しいのですが、天然のウナギとは全く別のものと捉えています。
餌の違いなのでしょうか、天然のものは皮は淡水魚特有の香りがあり、身には一切の不純な臭いがありません。

適切かどうかは分かりませんが、「脂の乗った本当に美味しいお魚」というのが分かりやすい表現かと思います。

炭火で白焼きにしたものにソースをほんの少し垂らします。
頭と骨を焼いたものに猪のフォンを入れ煮込んだベースを作り、赤ワイン、大須賀の栄醤油、杉錦の味醂、追い鰹で仕上げた特製の「タレ」ですが、静岡らしいフレンチの一皿となっています。

台風などの天候次第で提供出来ない事もありますが、9月末まではご予約頂ければご準備出来ます。

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