News & Topics
本日も大漁の長良川の鮎!
BLOG
「清流めぐり利き鮎会」でグランプリを何度も受賞した、日本一と言っても過言では無い素晴らしい鮎です。
直近では同じ岐阜県の和良川にその座を譲りましたが、同年でも準グランプリを受賞するという変わらぬポテンシャルを発揮しています。
その魅力は身質もさることながら、何と言ってもワタの美味しさですね。
鮎のワタはほろ苦く、それが川魚の良さと思っていたのですが、その嫌味が全然無いんです。
良質な苔を食べているとこうも違うものなんですね〜。
ここは「御料鵜飼」として皇室御用達でも知られるカワウを使った漁法がありますが、単に伝統を守るというのでは無く、鮎が美味いからなんだと今更ながら知った訳です。
まあ釣るよりも遥かに捕れるということもありますけどね。
今年は数はそれなりだけど、写真からでも分かるように、通常この時期ではあり得ない小さな型がかなり混じっていることが問題です。
毎年郡上の漁協には多くの料亭から予約があるのですが、今年はそのリクエストに応える事が出来ず頭を抱えているそうです。
昨今の異常気象のためか上流の工事の影響なのか、その辺りは判然としませんが、そのため釣り人も例年より少ないそう。
美味しい鮎を食べることが出来るのも、我々世代で終わってしまうのかなぁ。
そうならないためにはどうしたら良いのか、このことだけに留まらず、知恵を絞らなければいけない時期に差し掛かっていると言えそうです。