今年はスタートから順調です。

500gアップの良型が釣行の度に揚がっています。

解禁日はかなり前からなのですが、餌となるハヤ(ウグイやオイカワなどの総称)の活性が低いうちは出漁しないため、例年GW明け頃からの入荷となります。

この辺りでは大井川本流のものが最も良いとされています。ここで獲れたものは確かに臭みが全く無く、有名な他県のものと比較しても遜色ありません。

ただ、周辺の小さな川で獲れるものでも臭いを感じると言った個体に出会うことは今までほとんどありませんでした。おそらく水質が向上しているのでしょう。

天然のウナギはまさに脂の乗った魚で、養殖のものとは一線を画すものです。どちらが良いなどとは申しませんが、一度は召し上がって頂きたい食材です。例年通りコンスタントに入荷すれば、コース料理に組み込まれることも多いかと思います。

当店ではナマズをべースにしたムースを開いたウナギに塗り、炭火で焼き上げご提供するのが定番です

裏メニューとしては鰻丼、ひつまぶしのコースもございます。

ナマズは泥臭いというイメージをお持ちの方が多いかと思います。

獲れる場所によっては臭みのある場合もありますが、中流以上の流れのある場所で獲れたもので臭みを感じたことはありません。

またナマズはライギョ同様寄生虫が付く淡水魚として知られていますが、流域によってほとんどいないケースもあります。

餌となるヨシノボリを捕獲し寄生虫の数を調べるサンプリング調査などを見ると、明らかに河川ごとに違いがあることが分かります。

現在持ち込んで頂くナマズに関しては、過去の経験をもとに寄生虫が付いていなかった河川のものを指定しています。

もちろん淡水魚に関してはリスクがあるので、中心までしっかりと加熱をすることは必須ですが。

スッポン、テナガエビといった川の幸もこれから始まります。

休日が楽しみです！