さて、待望の国産トリュフの入荷です❗産地は岡山県です。
本当のところは2週間前に収穫したものなのですが、熟成を経てようやく芳香を放ち始めましたので、ぼちぼち使い始めます。
ジビエも始まったので、ちょうど良いタイミングです😁

まずは試食で玉子ごは~ん♪
炊きたてご飯に栄醤油。これでトリュフが静岡産だったら「さすが仕事人!」と言われたんでしょうけど…。
来年は地元で採るど~!!

今回のトリュフですが、学名はTuber sp.(ナンバリングなし)です。
科博にて同定済みで広義のイボセイヨウショウロとされていますが、どちらかというとフランス産夏トリュフ(クロアミメノトリュフ、Tuber aestivum VITT.)の近縁だそうです。ですからいわゆる中国産トリュフ(イボセイヨウショウロ、Tuber indicum.)とは別の日本固有種(アジア圏に存在する可能性は否定出来ないが、)と考えて良さそうですね。
香りはフランス産黒トリュフ(Tuber melanosporum.)に近い麝香系に、ケミカルなオイルと低温で煎ったナッツのフレーバーを足したような感じ。この辺も中国産トリュフとは違うイメージです。
穏やかな香りは日本らしい奥ゆかしさを感じさせてもくれます。

日本にも20種類以上の存在が確認されており、静岡も有望な土地とされています。
来年はイノシシに負けないよう探しまくります!